建設/食品/モビリティが重要分野に- Circle Economyがレポート発表

世界で採取される資源量は1970年267億トンから2015年844億トンへ約3倍になっているにもかかわらず、約9割が廃棄される道を辿っている−−

1月のダボス会議に合わせオランダのソーシャルエンタープライズCircle Economyがレポート『The Circularity Gap report』(©Circle Economy)を2018年1月22日に発表、資源多用分野を特定するとともに、現状の採取量とリサイクル/リユース量のギャップを算定を試みたのが興味深かったのでご紹介します。

レポートによれば、世界で資源採取量されるうち、リサイクル/リユースされる分量は9.1%のみ。採取量とリサイクル/リユース量の「ギャップ」を縮めるための手段の提案も合わせて読むことができます。

世界の資源採取量の4割を占める建設分野

1位 建設(424億トン)、2位 食品(218億トン)、3位 モビリティ(120億トン)、4位 コモディティ(91億トン)、5位 サービス(44億トン)、6位 医療分野(23億トン)、7位 通信(17億トン)

オフィスビル・家、インフラ等の建設分野は全体資源採取量の4割を占め、サーキュラーエコノミー最重点分野になりました。

具体策としては、セメントの代用として低カーボンマテリアルを使用する、建物を部分的に分解して交換できるモジュール式の建設様式などがあげられます。また、建設に使用される素材をコンピューターにひとつひとつ登録し、履歴を調べられるようにし、使用後の再利用を促すシステムも有効だそうです。

世界の温暖化ガスの67%はマテリアルマネジメントができていないことに起因する。サーキュラーエコノミーを導入することは、パリ合意とSDGsを達成するのに有効だとしています

ご興味のある方はどうぞご参考にご覧ください。